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徹底的に患者の話を聞く(症例=不安神経症) パート6

2016年3月9日 投稿者:小松医院

昔から妹さんがどんなことでもお母さんに話をしたり甘えたりできるのに、Yさんにはお母さんとの間にぼんやりした壁のようなものが感じられ、また母親にどうしても遠慮してしまう自分がいて、話したり甘えたりすることができない、子どもの頃からそれが辛かったと、Yさんは泣きながら話してくれたのです。
もちろん、Yさんのお母さんには3人の子どもを差別して育てたという気持ちはまったくないはずです。しかし、無意識のうちに差別してしまう、生まれた順序などによって、母親の子どもたちに対する接し方が変わってしまう、ということが人間にはあるのです。
私を相手に子ども時代の話を語り続けているうちに、Yさん自身がそのことに気づき始めました。

                                                                山形県 山形市 長町 心療内科 小松医院

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